国債って国の借金?返さなくていいの?

お金のこと

先日に続く「子供でも分かるシリーズ」ということで今日は
「国債」というものに触れていこうと思ったのですが、
この話をする間にちょいとコラムをはさんでみます笑

というのも、私が最初に国債について勉強し始めたころ
「国債ってなんだ?国の借金?え?借金?返さなくていいの???」
みたいなことが引っかかって、
なかなか頭に入ってこなかったということがありました笑
(FPの勉強をしていた時に、図を見ても文章を読んでも
全然腑に落ちなくて苦しんだ記憶があります‥笑)

これはそもそも「借金」という言葉の持つイメージが
理解を妨げているのですが‥。
詳しく見ていきましょう。

誰が貸して、誰が借りているのか

言わずもがな、な話ですが、
そもそも「国債」というのは、
「国家」が「その国の中央銀行」にお金を借りるということです。
日本の場合だと日本銀行にお金を借ります。
イギリスの場合だとイングランド銀行、フランスはフランス銀行が中央銀行です。

ちょっと話がそれましたが、お金を貸すのは日銀で、
お金を借りるのは日本です。

う~~ん、なんか国家とが日銀とか世界が遠すぎて
いまいちピンと来ない‥。(それは私w)

では自分に置き換えて考えてみましょう。

先日の【いまさら聞けない】銀行預金ってどういうこと?
という記事でお話ししましたが、


私たちが銀行預金をするということは、
私たちが銀行にお金を貸していて
銀行がお金を借りている(借金している)ということになります。

銀行は借金をしているわけですから、
そのお金を誰かに貸したり、運用したりして稼がないと銀行は潰れてしまいます。

だから銀行は、お金を借りてくれる人が必要です。
でも今は、住宅ローンや企業融資の金利が
すごく安いのにもかかわらず、個人も企業もなかなかお金を借りてくれません‥涙

なので日本全国の銀行で、借りてくれる人を探してる
お金がものすごくたくさんあるわけなんです。
(年によって違うけど年間約30兆円くらいあるらしい‥スゴイですね笑)

そこでお金を借りてくれているのが国というわけです。

なので私たちは、預金を通して間接的に
国にお金を貸している、とも言えます。

借りたお金を返す必要があるのかを考える

さて、ここで最初の疑問に戻ってみましょう。
国が日銀から借りたお金を返す必要があるのか、という話ですね。

これも自分に置き換えてみると、話がイメージしやすいかと思います。

銀行預金をしている(お金を貸している)私たちですが、
預けたお金をいきなり全部持ってこられても、迷惑ですよね?笑

別に私たちとしては、預けたお金が必要な時に引き出せれば
それでいいわけだし、お互いの貸し借りが0である必要はないです

個人的に借金をしているとなると、どんどん利息が大きくなったり、
利子だけ払って元本が減らなかったり、自分にとって悪いことがあるから
早めに返済しなければいけないというだけなんです。

つまり、別にそういうペナルティというかデメリットがないなら、
無理に返済なんてしなくていいのです。


むしろお金を借りた日本が国債をうまく運用して、
利息以上の利回りを出せばそのぶん儲かりますし、


日銀だって、国にはお金を借り続けてほしいから
「利子だけ払ってくれれば元本はとりあえずいいや」

みたいな感じになってくるんです。

貸す方と借りる方、お互いにwin-winであれば問題ないということですね(説明雑w)

さいごに

いかがでしたか?
「国債」というもののイメージが、少しはつかめたでしょうか?

私もこの記事を書くにあたって色々調べなおしたのですが
麻生太郎さんがものすごくわかりやすく解説してました。
(もっと前にこの記事を読みたかった‥w)

私の話の100倍ためになるのでぜひ読んでみて下さい!
それでは!

参考コラム:麻生太郎氏書き起こし

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