皆さんは銀行にお金を預けてますか?‥もちろん預けていますよね?笑
身近なことすぎて、自分のその行動について考えることはあまりありません。
だけどふとした時に、「そもそも預金って何だ?銀行って何だ?」
みたいなことが気になってしまったんです。
今日は預金についてお話ししたいと思います。
預けたお金はどこにいくか
唐突ですが、私たちはなぜお金を預けるのでしょう?
答えは至ってシンプルで、いっぱい持ちすぎてると危ないですよね?
そこで大事なお金を預ける場所が必要になってくるわけです。
では銀行に預けたお金はどこに行くのでしょう?
例えば100万円銀行に預けたとすると、
その100万円はずっと銀行の金庫にしまってあるのでしょうか?
冷静に考えてそんな訳ないですよね?笑
恥ずかしながら私は、ここで初めて「銀行ってどういう商売なんだろう?」
みたいなことを考え始めました。
銀行の収益源
銀行の利益の源泉は多岐にわたりますが、ざっくりいうと
・個人や法人、投資家などにお金を貸して(融資を引いて)金利分の利子をもらう
・投資信託や保険などの金融商品を販売し、そこにかかる手数料分をもらう
・銀行自身も投資家であるため、外国為替や株式・債券などの有価証券による収益がある
こんな感じでしょうか
つまり銀行は「お金をもらってお金を貸したり、商品にかかる手数料をもらって、
それを元手に投資とか運用をして利益を得てる」ということだったんですね。
ここで先ほどの「預けた100万円はどこにいくか」という
問いの答えが出てきます。
「預けたお金は銀行の元手となり、
誰かに貸付をしたり、何かしらに投資されている」
と、私は結論付けました。
銀行だって商売ですし、考えてみれば当たり前でしたね笑
だけど、たった1つでも当たり前のことがわかれば、
色んなことがわかるようになります。
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通帳に記入されているものは単なるデータ
以上のように、銀行に預けたお金に物としての実体はなく、
通帳にデータとして記載されているに過ぎません。
考えてみるとちょっと不思議というか、怖い気もします。
でも気付いていなかっただけで、ずっとその行動してきたのは自分自身なんですよね。
身近なことを考えてみることで、ちょっとだけ自分の行動を
見直すきっかけになった気がします。
預金も広義で言えば「投資」と言える
さて、ここまで書いてきた中で「預金」とか「お金を預ける」という
言葉をたくさんつかってきましたが、なんだかこの言葉に
少しずつ違和感を感じるようになりました。
「これは本当にお金を預けてるんだろうか?だってそこにないやん?」
「銀行が利益を得るための元手になっているのなら、私が銀行にお金を貸しているとも言えるんじゃ‥?」
「そうか!(低すぎて気付かなかったけど)金利が0.001%でも付いてるんだから貸してるって言えるやん!」
銀行サイドで考えると
お金を預けてくれたお礼に利息(0.001%)を払うというよりも
お金を貸してくれたお礼に利息(0.001%)を払うと考えた方が、しっくりきます。
「1年後に1000円上乗せして返すから、100万貸して!」(銀行サイド)
なんと恐ろしい笑
でも預金をするということは、そういうことなんです。びっくりですね。
また「お金を貸して、1円でも利子を受け取っている」ということは
「その銀行に投資している」ともいえます。
「投資って何かよくわかんないし、怖いな」と思ってる人は多いでしょうが、
やってることは本質的には同じです。これもまたびっくりですね。
さいごに
いかがでしたか?
国内の銀行預金は1000万円までしか保証されないし、
何よりこんな低い金利(利回り)で運用する必要はありません。
生活防衛費(月収の3ヶ月分~半年分位)と直近5年くらいで使うお金だけ貯金しといて
あとはお好みの金融資産(株、債券、投資信託、不動産、暗号資産などなど‥)に
投資しておけばいいと思います。
自分に合ってる投資ってどんなものなんだろう?
各々の金融資産の特徴なんかも今後の更新でお話しできたらいいなと思います。
それではまた!
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